商品の素材、特に甲革材は染料仕上げされた革をはじめ大変繊細な高品質皮革を使用しています。
高品質皮革ならではの格別の風合いを末永くお楽しみいただくために、こまめなお手入れをお願いいたします。
靴を下ろす前に、まず乳化性クリームを塗って履きましょう。油分の補給と同時に表面に薄い皮膜を作り汚れを防ぎます。塗り方はその②をご参照ください。
(注)革質に合わないクリームやクリーナーのご使用は変色やひび割れの原因となります。このような事故によるダメージはメーカーでも補修できません。また間違ったクリーム等の使用による革のダメージは、お客様の責任となりますのでご注意ください。
日々活躍してくれる靴。その疲れを取りリフレッシュ。まずは埃をブラシや布で落とします。次に、靴に合った乳化性クリームを別のブラシや布を使って片足づつ全体に手早く塗り、クリームが乾き切る前に使い古しのストッキング等で拭き取ります。その後、靴と同色の油性靴クリームを指先に巻き付けた布に取り、円を書くように軽く伸ばしながら靴全体に塗り込んでいきます。トゥの部分は特に念入りに。最後に、表面が乾いてきたら最初とは別のストッキング等でクリームを拭き取りながら優しく磨いて下さい。強く磨き過ぎますと革の表面を傷付け、風合いを損なう事がありますのでご注意ください。
一日履いたら三日ほど休ませる、履き分けのローテーションをお願いします。休ませることによって汗などで湿った靴の内部が乾き、革の大敵のカビや雑菌の繁殖を抑えます。靴の履き分けは革靴の寿命を数段延ばします。